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高校受験のサポートを終えて④(知る楽しさを教える)

「人事を尽くして天命を待つ」
私が20代になってからの座右の銘です。
「やるだけのことはすべてやった」と自分に自信を持って言えるようになれば結果はついてくると思っています。
受験のサポートしながら息子にこの言葉がわかるようになってくれればと、ずっと思い続けていました。

受験勉強は「(受験にとって)良い問題×必要な量に取り組む=合格」と言うことを聞いたことがあります。
なるほど、確かにそういう面もあると思います。
ですが、それだけではあまりにもつまらない。
受験はあくまで途中経過です。受験対策ばかりだけでは肝心の社会に出たときにものすごく片手落ちな気がします。
なので勉強といっても受験勉強だけでなくいろいろ学んでほしいと思う一方、時間も無いなかいかに効率よく勉強するかというはざまで、去年は葛藤していました。

私はオックスフォード大学の数学者、マーカス・デュ・ソートイ教授の言葉に感銘を受けたことがあります。
「数学で学生に計算ばかりをさせるのは、いい音楽を聴かせずに音符の読み方ばかりを覚えさせるようなものだ」

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なるほど~!
これはどの教科にも言えることですね。

たとえば古典の問題文(名文が多いです)を読む時も目の前にみずみずしい情景を浮かべるように教えました。
(また、そういう情景を思い浮かべさせる名文がよく出てくるんですよ)
理科では地球が一年に何回自転するか考えさせた時は面白かったです。(答えは366回)
私は小学生の時に理科年表に地球の自転周期が23時間56分4秒と書いてあるのを読みました。
24時間に対して4分近くもずれているのに興味を持って自分で計算して実は366回自転していると気づいたときはものすごく興奮しました。

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こんなのは試験に出ませんし、理科の先生も知らなかったりしますが少しずつこういうことも教えていきました。
日本史はドラマそのものです。歴史上の人物の気持ちになって読めば良いという風に教えました。
たとえば太平記の頃のことでも後醍醐天皇になったつもりで読んだり、楠木正成になったり、幕府側では北条高時になってみたり足利尊氏の立場になってみたりすればより理解が進むし、楽しくなってきます。
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日本史はすべて大阪弁で解説しました(笑)

岩石についての理解がなかなか出来なかったのでAmazonで標本集を買って一緒にルーペで眺めたりもしました。
今はこういうものも手軽に手に入れることができていいですね。
私が子供の頃は自分でクッキーの箱に仕切りを付けて並べたものです。
お父さんが新日鉄に勤めているという友達に頼んで鉄鉱石やコークスなんかも手に入れて作ってました。

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英語はひたすらハリーポッターで楽しみました。
全部読むわけにはいかないので、私が読んだ後に面白そうなページを自分で読むようにしました。

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またDVDから英語部分をチャプターごとに分割して抽出し、MP3化して車で出かける時などずーっと聞いていました。
クイーンズイングリッシュは聞き取りやすいので英語の勉強には良いかもしれません。
ハグリッドは聞き取りにくいけど(笑)

数学はNHK教育などでリーマン予想やガロアの群論などについての番組があれば録画して一緒に見ました。
高校受験の数学には何も関係ありませんが、数学への興味が深まっていったようでした。

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日曜日は夕食を一緒に食べながらこういう番組を録画したものを見ました。

何にでも興味をもつ、「何故だろう」と疑問をもつ、そして「そういうことか!」と気づく楽しさを知る。
そういう風につながってほしいと思い、そのような環境を作っていきました。

解けない問題も、私がアドバイス出来るものは出来るだけわかりやすい例えを作って思考を誘導し(決して答えそのものをいきなりは言わずに)、二人ともわからない時は一緒に考えたり「これ、お互いに宿題な」と考える時間を作ったりしました。
そのうち「お父さん、この問題解けたで!」と本人から言ってくるようにもなりました。
こうなってくればシメたものです。
もう思考を誘導するようなことはしてはいけません。
自分で考える力が育つようにじっと見守りました。

学校見学は私立2校、公立2校の計4校へ行きました。
最後に行った公立高校は在学生達がとても楽しそうなのが印象的でした。
本人も「今まで見た中では一番自分にあってそう」とのこと。
SSH指定校で、授業以外にもいろいろと面白そうなことに取り組んでいます。
学校全体が一丸となる行事も多くてよても良い印象でした。
そうか、ここを目指すのか。
具体的な目標があれば、やる気も出てくるでしょう。
「人事を尽くして天命を待つ」
この言葉を試験当日にかみしめることの出来るようになってほしいと思いました。

塾の模試での合格判定は超辛口でしたが、内容を詳細に分析すると見込みはあると判断しました。
偏差値は参考にしますが、あまり気にしすぎないようにしました。
勉強はようやく基礎固めが終わったばかり、やっとこれから応用問題にチャレンジできるようになります。
年末年始には赤本対策したいところですが、とてもじゃないけど間に合わないだろうな。
なんて思いながらスケジュールを組み立てる11月の夜でした。

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コメント

非公開コメント

No title

興味を持って、知ろうとする欲求が知識につながる
そう考えれば、「勉強」って言葉に当たらなくていいなぁ

そういえば、岩石標本をお菓子の箱で作って、深草の青少年科学センターに持ち込んで
一つ一つ名前を聞きに行ったなぁ
小学生の時に覚えた「輝緑凝灰岩」が未だに忘れない
そういう事が多くなるといいですね
でも私はそこまで多方面に興味が見出せなかったなぁ
いろいろな事に興味がもてれば素敵ですね

No title

あつしさんは、本当になかなかできないことをやったんですね。
血のつながった子だと、なかなか冷静にはいかないんですけどね。
大したもんです。

wakatakeさん

返信遅くなりました
興味さえあれば「勉強やらされている」という思いは無くなるものですよね。

wakatakeさんもお手製の岩石標本を作りましたか!
同じですね~

MAKさん

趣味だと思って楽しんでやりました。
下の子はまた反応が違うんでしょうねえ。
女の子だし。
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