スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

出張ついで?にリッジランナーで上高地へ・・・・

信州八ヶ岳の仕事で、申請中の書類の件で急きょ長野県の諏訪地方事務所に行くことになりました。
朝、大阪を出て昼過ぎに協議をして夕方帰ってくるというのが通常パターンですが、ふと思いついてしまいました・・・・
前夜出発して朝一番に仕事を済ませれば昼からフリータイムだと(笑)
北アルプスの残雪を眺めながら新緑の安曇野を自転車で走るのもいいかも知れない。
いや、きっといいに決まっている!
そう思い、いかに役所での協議をスムーズに済ませるかという観点で資料作りにいそしみました。
そして安曇野でどのあたりを走るかも検討。
木崎湖あたりをぐるっと回ってくるのもいいかなと思いましたが、ふと乗鞍や上高地はこの季節いいかも知れないと思いつきました。
まあ乗鞍のヒルクライムするには体力作りもきっちりしておかないといけないし、そもそも午後からふらっと登るには無謀過ぎます。
上高地はマイカー規制してますが、手前でデポすれば自転車でいけます。
以前は恐怖の釜トンネルがありましたが今は新トンネルが出来ている様子。
坂巻温泉でデポすれば午後からのアタックでも十分楽しめそうです。
安曇野ポタリングはまたの機会にとっておいて、今回は上高地へ行こう!と決定。

電話でアポイントを取ると役所との協議は午前中のほうが先方も都合がいいということなので、こちらの予定も結果オーライ。
前夜、書類と資料と自転車と寝袋をボルボに積み込んで出発。
午前2時に小黒川PAに到着、わくわくする心を抑えて眠りにつきました。
翌朝は7時半起床。
8時半上諏訪到着。
喫茶店のモーニングセットで腹ごしらえ。
コーヒーがおいしかった。

役所では朝一番に打合せ開始。
無事協議も終了して決済にまわしてもらえることになり、ほっと一安心。
時計を見ると11時まえ(笑)
このあとは自由に使える時間です。
あわてて大阪に帰っても仕事になりません。
仕方ない(笑)、せっかくの長野を楽しむことにしましょう。

P5202581.jpg

街中を出る前に装備の点検を済ませ移動開始。
ここから上高地のふもと、坂巻温泉までは1時間半のドライブです。

P5202583.jpg

塩尻を過ぎると北アルプスが出迎えてくれました。
まだまだ雪が残っています。

P5202584.jpg

松本インターを降りて上高地を目指します。
10年前、息子と二人で乗鞍高原へスキーに行ったときのルートと同じです。

P5202585.jpg

以前旧車が並んでいたガレージの前を通りました。
もう一台も残っていません。

以前の様子はこちら。

060204e.jpg

あのあとどうなったんでしょうね。
さて、先を急ぎます。

P5202588.jpg

次第に谷が深くなってきました。
やまあいのトンネルが続きますが、古いトンネルなので結構狭い。
トレーラーを引っ張ってきたら観光バスとのすれ違いなどで苦労するかもしれません。
10年前に来たときは氷点下15度まで冷え込んだ朝でノーマルタイヤ&チェーンでこわごわ進んだのを覚えています。

P5202590.jpg

新緑がとても綺麗で、思わず車を止めて昼寝したくなりました。
が、そこは我慢して先に進みます。

P5202592.jpg

久しぶりに中で分岐しているトンネルを通りました。
乗鞍高原の下を通ってあと少し。
普通は沢渡(さわんど)の駐車場でデポしてバスかタクシーに乗り換えますが、もう少し先の坂巻温泉を目指します。

P5202594.jpg

坂巻温泉に到着し、旅館のフロントで駐車料金を支払います。
帰りはここで日帰り入浴させてもらいましょう。
自転車を組み立てて着替えを済ませ、リュックにウインドブレーカーやレインウェアを入れ天候の急変に備えます。
途中で買ったお弁当とお茶も入れて準備万端。
1時にヒルクライムスタート。
歩くくらいのペースでゆっくり行っても1時間で大正池まで行けるはず。

P5202599.jpg

梓川は雪解け水がごうごうと音をたてて流れていました。
このあたりは硫黄のにおいがかすかにします。
急峻な斜面はあちこちで崩落しています。
斜面に作った旧道はいたるところで分断されていて、新しい道はトンネルになっています。

P5202601.jpg

タクシーやバスが横をビュンビュン飛ばしていきますが、私は少し進んでは景色を楽しみながら休憩を繰り返します。
自転車でのヒルクライムも久しぶりなのですぐに心臓が悲鳴をあげます(笑)
ですが、おかげでゆっくりと景色を楽しむことができます。
そうこうするうちに10分ほどで釜トンネルの分岐に到着。

P5202606.jpg

振り返れば山あいに残雪が見えます。
トンネルの入り口のマイカー規制を監視している方が自転車の私を見て、自転車通行規制範囲のカードを渡して丁寧に説明してくれました。
「自転車の通行はバスセンターまでです。ご協力お願いします。お気をつけて。」とのことでした。
規制内容はわかっていたのでカードを受け取って、旧道のゲート前で少し休憩させてもらいました。
ここで息を整えておかないとこれから11%の勾配を1300mも登っていかなくてはなりません。

P5202608.jpg

トンネルからはものすごく冷たい空気が流れ出てきています。
新しい釜トンネルは2車線プラス狭いながらも歩道もあり、自転車乗りから恐れられてきた「釜トン」と呼ばれる旧トンネルとは雲泥の差です。
これなら貧脚の私でも休み休み進んでいけます。
恐怖の釜トンについては是非検索してみてください。

P5202607.jpg

新しいトンネルはここ数年だと思っていましたがもう10年にもなるんですね。
さて、息も整ってきたしいよいよアタック開始。
ここは冷蔵庫の中か?というような冷気が落ち込んでくるトンネルに突入。

P5202609.jpg

勾配がきつすぎて平衡感覚がおかしくなります。
最初は結構がんばれましたが次第に足をついて休憩している時間が長くなります。
きつい!
何よりも運動不足のままここに来たことがキツイ!
日々筋トレはしているので足腰の筋肉はまだまだ余裕があるのに心肺機能が全然ついていけてない・・・・
やっぱり走り込みを再開しないとなあ。

P5202614.jpg

トンネルはくねくねと曲がっているので前も後ろも見通しがききません。
ゴァーという音がかなり長いあいだ響いてからバスが轟音をたてて横を通っていきます。
最初はバスが横を通ってもペダルを踏み続けていましたが、途中からふらっと倒れてはいけないと思いバスが通るときは足をついて通過を待つようにしました。

P5202615.jpg

そしてとうとう出口が見えてきました。
あれが上高地の明かり!
力を振り絞って登り切ります。

休み休みで1.3KMを30分もかけてしまいました・・・・
全部押して歩いたほうが速かったやん。

P5202617.jpg

しかし、トンネルを抜けると焼岳の雄大な姿が見えてきてテンションあがります。
おお~、こんなところをリッジランナーで走ってる!

P5202619.jpg

写真撮っとこ(笑)
クロモリフルリジッドの雄姿!
25年のおつきあいです。

P5202621.jpg

さて、息を整えたら先に進みます。
さすがに標高が高いので白樺ではなくダケカンバの林になっています。
木漏れ日の中を進むのは大変気持ちがよろしい。
バスは相変わらずスピード出して通りすぎるだけですが、この景色を楽しみながら進めるので自転車はいいですね。

P5202622.jpg

おお!
ついに穂高が見えてきました。
穂高を見ると上高地に来たという実感がわきます。

P5202629.jpg

大正池です。
たまりません。
先を急ぐバスを横目に風景を楽しみます。

P5202632.jpg

いや~、もういちいち綺麗(笑)
上高地にリッジランナーで来たぞ~!

P5202633.jpg

写真撮っとこ(笑)
もうなんだかいちいち写真を撮りたくなるんです。
一眼レフを持ってこなかったのが悔やまれる・・・・

P5202634.jpg

振り返って焼岳をバックに。
活火山です。非常に雄大な姿をしています。
ふもとで買ってきたお弁当をここでひろげて食べることにしました。
誰もいなくて景色を独り占めです。
しばらくしてハイキングをされている方が一人でいらっしゃいました。
挨拶して少し話をしましたが、冬の景色は息をのむとおっしゃってました。
よし、今度は雪景色も楽しみにしてこよう。

P5202639.jpg

挨拶をして別れてから少し先の湖岸に降り立ちました。
静かです。
しばらくするとご夫婦がいらっしゃってシャッターを押してくださいとお願いされました。
ついでに私もシャッターを押してもらいます。

P5202640.jpg

穂高連峰をバックに。
GWよりも前だともっと穂高に雪が残っているようです。

P5202644.jpg

軽いアップダウンを気持ちよく進んでいきます。
一番重いギアで快走!
で、あっという間にバスセンターに到着。
自転車で走っていいのはここまで。
ここから先は散策を楽しむことにします。

P5202647.jpg

お!
リュックにスノーボードをくくりつけている人を発見。
どこかの沢まで登っていくのでしょうか。
いいですね。

とりあえず河童橋まで歩きます。

P5202648.jpg

バスを降りてから300Mくらいで河童橋なのでみなさん軽装。

P5202653.jpg

ザ・上高地といった感じの河童橋周辺。

P5202654.jpg

振り返ると焼岳。
気持ちいいです。
河童橋周辺はお土産屋さんと記念写真のみなさんで、まるで京都の渡月橋みたいな状態になってました。
私は少し先のあまり人のいないところで腰を下ろして休憩。

P5202666.jpg

新緑がいいですね。

P5202671.jpg

表情を変える穂高を横目にゴロンと横になりました。

P5202681.jpg

涼しい風が非常に気持ちいい。
夜は冷えるんだろうなあ。

P5202670.jpg

川の水は雪解け水なので当然ものすごく冷たく数秒以上手を入れることができませんでした。
でも気持ちいい。

P5202682.jpg

P5202684.jpg

飽きない(笑)
さらに静けさを求めて少し歩いてみることにしました。

P5202689.jpg

キャンプ場。
いいですね。
最低限の装備で十分です。
一度泊まってみたい。

P5202690.jpg

緑の瑞々しさもしたたり落ちるようです。

P5202694.jpg

もうこの辺はバスで来た観光客のみなさんはいません。
のんびり静かにできそうです。

P5202695.jpg

P5202698.jpg

ああ、もうたまらん(笑)
ちょうどベンチがあったので横になりました。

P5202704.jpg

リュックを枕にしてだーれもいないところで景色を独り占めしてお昼寝。
もう最っ高でした。

さーてと、日が傾く前に降りていかねばなりません。
別ルートを散策しつつバスセンターまで戻ります。

P5202705B.jpg

水が綺麗。
河童橋のあたりから再び観光地化して別の場所に来たような錯覚。

P5202710.jpg

平日の夕方ですが結構バスが来ていました。
週末はすごいことになるんでしょうね。

P5202711.jpg

自転車用のスタンドが用意されてます。
私のいるあいだは自転車は他に見かけませんでした。
さて、帰りはすいっと下っていきましょう。

P5202712.jpg

途中、いつかは泊まってみたいホテルと思っている上高地帝国ホテルに少しだけ立ち寄ります。

P5202715.jpg

やっぱり「本物」は違いますね。
いいなあ。
頑張っていつかは泊まりに来たいと思います。

トンネルまでのアップダウンはどちらかというと軽い登りが多いのですが、重めのギアで一気に走ればどうってことありません。

P5202718.jpg

日が傾いて深みを増した大正池。
いいですね。
きっと朝一番も気持ちいいんでしょうね。

P5202721.jpg

残雪とリッジランナー。
いつかは乗鞍ヒルクライムにアタックしたいと思います。

P5202722.jpg

釜トンネルまで戻ってきました。
バスに追いかけ回されることは無いと思いますが、逆にバスの後ろにぴったりくっつくのも避けたいのでタイミングを見計らって突入。
ずーっとブレーキを握りしめながらあっという間に通過しました。

P5202723.jpg

トンネル出口。
右へ曲がれば岐阜(飛騨)へ抜けます。
あとでそっちへ行きますがとりあえず車の位置までまっすぐ降りていきます。

P5202724.jpg

廃道になった旧道の橋。
いい雰囲気ですね。

P5202725.jpg

16時半。無事に出発地点の坂巻温泉まで戻ってきました。
あー、楽しかった。
着替えを用意して日帰り入浴させてもらいます。
露天風呂は最高に気持ちよかったです。

さっぱりしたところで大阪に向けて出発。
1時間かけて長野側の松本ICに行くよりは1時間半で飛騨高山ICを目指すほうが良いと思い安房峠のトンネルに向かいます。

P5202729.jpg

このトンネルが出来たとき、平湯温泉や奥飛騨温泉の皆さんが「関西からのアクセスが良くなりましたよ!」と大阪にアピールしにきたのを覚えています。
今は東海北陸道が全通したので、わざわざぐるっと遠回りすることもありませんが逆に上高地へのアクセスが良くなったということですね。

P5202733.jpg

昔は何時間もかかったルートをたったの5分で通過しました。
北アルプスが間に横たわっている飛騨と松本って見た目の距離以上のへだたりがあったのですが、直結してなんだか妙な気分でした。

P5202737.jpg

ああ、飛騨特有の民家です。
さっきまでいた松本側とは全然つくりが違います。
こういうところで文化的な距離を感じることが出来ます。
もちろん、それぞれの風土に応じて進化してきたわけですが民家はそれぞれの地方の特徴があって見ていて面白いです。

飛騨高山で「白線流し」で有名な斐太高校の前を通って帰ってきました。
途中養老SAで30分ほど仮眠しましたが、渋滞も無くスムーズに帰ってくることが出来ました。
最近450KMくらいの運転がどうってこと無いようになってきた自分が怖い・・・

それにしても自分で再生したリッジランナーに乗って、途中からとは言え自分の体力で上高地へ行ってきたことはいい経験になりました。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

No title

いやいや・・・
とってもきれいな景色画像を楽しませていただきました。
自転車でも規制があるんですねえ。
うるさすぎな気もします。

自分のような汚れた(汚すことに気を遣わない)ような人間は近づかない方がよろしい様で・・・(^^ゞ

MAKさん

いや~、綺麗でしたよ!
季節を変えて再訪したいですね。

自転車の規制はもともとあったものの、もう少しゆるい感じだったそうですが5年ほど前にとあるブロガーさんが林野庁や環境省とかなりやりあったんです。
進入規制の法的根拠や法的拘束力など何度も何度も質問し、意見を言う前に決めたルールを作られて、欠席裁判のようだ、とか、何でもかんでも規制するのはするのはどうか、私は自己責任で通らせてもらうつもりだ、とか、質問して1週間以上返事が無いと「なぜ返事がないのか」と催促されてたようで、そのあたりはご自身のブログに詳細がアップされてます。

で、「規制と周知の徹底」が国の対応になったようです。
ご自身は国と1年やりあって納得しすっきり満足のご様子ですが・・・
この流れが全国の国有林に広がらないことを祈ってます・・・・


No title

そうなんですか・・・

どの世界も似たような愚かなことをする御仁がいるんですね。

きっちり決めて気分が良いのは本人だけで、まわりはぎすぎすして楽しめないだけですね。

基本、何事も思いやりとか譲り合いの気持ちがあれば収まると思うんですけどね・・・

一プライベーターの毒舌でした。(^^ゞ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2ID

ATU360

ATU360

カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。