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何も変わらないと言うこと

今年、SAJ(全日本スキー連盟)の教程が大きく変わりスピードコントロールと外足重視の滑りに重点がおかれることになったとは何回か書きました。
そこで感じたことは、結局スキーの根幹は何も変わってないんだなということです。

2年前カービングスキーに本格的に乗り替えてから新しい滑りに面食らい技術の習得に努めましたが本質部分では本当に何も変わっていないと言うことにようやく気づきました。
エキスパートと呼ばれる皆さんは当然分かってらっしゃる事だと思いますが、私は枝葉の技術にばかり目がいって本質部分を見過ごしていたと痛感しています。
出張帰りの新幹線に揺られながら今日はそんなことをつらつらと書きつづってみたいと思います。

2年前、ノーマルスキー時代の滑りから脱却しようとスクールに入ったり雑誌を読んだりDVDを見てカービング時代の滑りの習得に励みはじめました。
少しずつ形になりそのシーズンのうちに1級を合格しましたが、技術選の影響を受ける基礎スキーは高速化の時代全盛期を迎えていました。
とにかく「ターンで加速すること」が主眼に置かれスキーの向きに身体を正対させることをスクールで教えていました。
さらに内足主導、外足従動というノーマルスキー時代には考えられないことも雑誌の技術解説では誌面を賑わせていました。

そもそも私がノーマルスキー時代に学んだことは

・ターンはスピードをコントロールするためにある。
・ターン中は出来るだけ外足に乗る。

の2点です。
上下運動による加重抜重や交互操作など枝葉の話もありますが根幹は上記の2点でした。

ところがカービング時代になってずいぶんしてから久しぶりにスクールに入ると

・ターンで加速する
・外足でなく内足が主体となる

ということを知り、一から滑りの概念を変更する必要にせまられて混乱しました。
・・・・でも、実はこれは私自身の大きな勘違いだったのです。
実は
「ターン前半でスピードコントロールした上で」ターン後半では加速する。
「ターン前半からマキシマムまではしっかり外足に乗った上で」ターン後半は内足が主体となる。
というのが正解だということをようやく理解しました。
なーんだ、それじゃあ昔の滑りと本質は全く変わってないやん。とわかり心のもやもやが一気にスッキリとしました。

話は少しそれますが、私のスキーの心の師匠はあの「インゲマル・ステンマルク」です。
ワールドカップの通算優勝回数は圧倒的で未だにその記録は破られていません。
1989年のシーズンで引退するのですがその引退試合は志賀高原のワールドカップジャパンシリーズでした。
当時ステンマルクはTV番組「スキーNOW」でサロモンのコマーシャルに良く出ていましたよね。
SX91エキップとか懐かしいです。

そのステンマルクの引退試合を志賀高原まで見に行きました。
ちょうど大学入試の合格発表があってすぐに行ったのを覚えています。

DSCN0631_20140207163513b3d.jpg

何枚か写真が残ってますがステンマルクの時はカメラは手にしたまま写真を撮るのも忘れて見入ってました。
ステンマルクは優勝こそしませんでしたがベストラップをたたき出して引退試合とは言え健在ぶりを誇示していました。

YOUTUBEにそのときの映像がありましたよ!



7:44あたりからが志賀高原でのワールドカップです。この群衆の中に私もいたんですよ。懐かしいなあ。
確かスラロームがジャイアントコースでGSが西館山だったように記憶しています。

試合が終わって片付けが終わったあとのスタート台に登って滑った写真がこれです。

DSCN0629.jpg

スタートのスロープには各選手が同じところにストックをついて身構えるのですがその穴をみて「これがステンマルクのストックが刺さったところかあ」と思いながら自分もストックを突きスタートを切りました。

この写真は各選手のシュプールをトレースしながら滑っているところ。

DSCN0630.jpg

アルペンレーサーの神様が引退試合で滑ったところをたどって滑るのですよ。
しかもついさっきのことです。
あのとき、非常に昂揚していたのを、あの日の西日が傾いた光景と共に強烈に思い出します。

ステンマルクの滑りは交互操作と上下運動による徹底的な外足荷重を生み出し、板をたわませノーマルスキーでカービングターンをするというのが特徴です。
私も当時は少しでも近づきたいと真似をしていました。
10代後半の多感な時です(笑)
憧れの滑りを習得しようと本当に真似して練習していました。

話がそれました。
今年に入って八方の先生二人に教わった内容を総合すると、そのステンマルクの滑りそのものなんです。
外足にきっちり荷重をかけて(小回りでは蹴り出すくらいに)板をたわませ、ターン後半では外向姿勢になりいち早く山足(次のターンの外足)の外エッジに乗り換え体重を乗せていく。
久しぶりにステンマルクの滑りをYOUTUBEで検索しましたが、やっぱりまったくその通りなんです。



この映像の3:30のあたり。(海和さん、なつかしー!)
「ステンマルクはターン後半、決して山側に身体を傾けずしっかりと谷足に乗ることが大切だと言っている。」とあります。

そういえばターン後半まではきっちり外足に乗ってから山足に乗り替えるというバリエーショントレーニングを最近教えてもらいましたが
これって、昔懐かしの「ステップターン」そのものでした。
そして今になってようやくステップターンの意味が分かりました。
山足(次の外足)にしっかり体重を乗せることによって板を回旋させることが目的です。

結局根幹部分はそんなに変わるものではないのですね。

ただ、カービングになって少し変わったことがあります。
それはポジション。
以前は母指球に体重を乗せていましたがカービングの板ではそれだとトップのエッジが食いつき過ぎてしまいます。
かかとに体重を乗せるとトップ側がフリーになりうまく曲がれます。
でも後傾になるわけではありません。かかと操作ですがあくまで前傾。
それが分かればカービングスキーの滑りになるわけです。
ちなみに母指球に体重を乗せてテールコントロールで小回りすれば昔懐かしいウェーデルンが出来ます。
かかと操作になれば今時のパラレル小回りになるわけです。
そのほんの少しの違いにやっと気づきました。

今までステンマルク仕込み(?)の滑りを封印していましたが、それを復活させて特に小回りでは生き生きと滑っている自分を実感しています。
これで点数が出るかどうかは分かりませんが、今シーズンの検定はこれでチャレンジすることにしました。
整地の小回りはこのスタイルで行こうと思います。
なんだか楽しいです。

さて、明日はフリースタイルスクールでモーグルコースでのレッスンを受けてきます。
ラインコブの克服なるか?!
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コメント

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No title

あはは・・・
ステップターン、懐かしいですね。
海和さんのスキーイングも、前から見ると頭が綺麗に上下に動いていましたからねえ。
自分的には、まあ楽しければ何でも良いんです。
海和さんのスキーは何よりカッコイイから好きでした。

MAKさん

ステップターン、懐かしいですよね。
今注目の滑りです(笑)

海和さんは無駄な動きがないのがかっこよかったですよね。
今は選手の育成に励まれているそうです。

No title

WOW just what I was looking for. Came here by searching for foot pain after surgery
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